セラピストスクールに通うメリット・デメリットについて解説!

公開日:2022/08/15  最終更新日:2022/08/24

通うメリット・デメリット

セラピストになるにはどうしたらよいか。未経験からサロンに就職する人もいれば、セラピストスクールで学んでからサロンに就職したり、独立開業する人もいます。未経験の人はセラピストスクールでスキルを身に着けてから就職するのが無難でしょう。セラピストスクールのメリット、デメリットと未経験から就職するデメリットを紹介します。

セラピストスクールに通うメリット

それではセラピストスクールに通うメリットを紹介していきます。

正しい技術や知識を身に着けられる

セラピスト業界の新しい技術や知識は入れ替わりが早いといわれています。独学で身に着けた知識がすでに一昔前のものだったということもあるので、スクールに通うことで新しい知識を身に着けられます。

また、技術を習得のためには実際に人の体に触れるような実践学習が必要になります。スクールではプロの講師から正しい技術を直接教えてもらえるので、独学よりも正確で早く技術習得することができます。

事前に技術を見つけたことで就職後の研修でつまづかない

スクールの技術と実際の就職先のサロンの技術に違いや特徴はあっても、習う知識はほとんど一緒です。学んだことを再度復習できるので知識の定着にもなります。

周りの人が技術習得に苦労しているところで「自分はできている」という状況は、心理的に余裕を持てるので研修でつまずきにくいです。

いろいろな業界の情報を知れる、就職先を斡旋してもらえる

正しい知識だけを身に着けるなら本を読めばいいです。ですが独学では知ることのできない業界情報を、講師や一緒に勉強している仲間からも情報共有されます。

たとえば、講師は元セラピストの人なので、現場の裏事情など独学では知りえることのない有益な情報を知ることができます。また、スクールによっては卒業後の就職先を斡旋してもらえたりするので、卒業後の進路の心配がありません。

資格取得ができるスクールもある

スクールに通うことによって取得できる資格があります。無資格でもサロンで働くことはできますが、お客さんから会話のなかで「資格とかもっているの?」などと質問されることも少なからずあります。

資格を持っていることで、お客さんにちゃんと施術できる人なんだという安心感を持っていただけます。

セラピストスクールに通うデメリット

それではセラピストスクールに通うデメリットを紹介していきます。

学校へ通わなければならない

スクールに通うとなると、決まった日時に学校へ通う手間があります。独学の場合、自宅で自分の好きなタイミングで勉強することができます。本業のかたわらで、勉強したい人にはおすすめです。

お金がかかる

これはセラピストに限った話ではありませんが、スクールはどうしてもお金がかかってしまいます。金額はピンキリですが、金銭面に余裕がある人ならスクールに通うのもありでしょう。

授業での練習量は多いが現場経験は積めない

スクールでの練習相手はスクールの生徒です。実際の現場ではお客さんを相手に施術しなければなりません。お客さんへの気配りや立ち振る舞いなど、施術外のことは実際に現場経験を積まなければ、身に着けることはできないでしょう。

サロンに初めから就職するメリット

それでは、サロンに初めから就職するメリットについて紹介していきます。

無料研修や、お金をもらいながら技術を学べる

就職先によっては研修を無料で行っていたり、お給料をもらいながら研修できる会社もあります。費用が抑えられるという点では、さっさと就職して研修で技術を習得する方がよいでしょう。

充実した研修内容

研修内容としては、セラピストとしての最低限の施術ができるように解剖生理学などの基礎知識からマッサージの手技を習得できるようになっています。

スクールは3か月~2年間かけて技術を習得するのに対して、研修期間は2週間~1か月で習得しなければならないので覚悟して臨みましょう。

サロンに初めから就職するデメリット

サロンに初めから就職するデメリットについて紹介していきます。

未経験者にはハードルが高い

研修後には現場に出て施術しなければなりませんが、短期間で習得した知識や技術が自分のものになるまでは、時間がかかります。スクール出身の人は、スクールでしっかり基礎固めできており、さらに研修でおさらいできるので、ある程度心にゆとりができます。

しかし、短期間の研修でしか学んでこなかった人は、働きながら現場で学んだり、終業後にもスキルアップのために練習が必要だったりで、心身ともに疲れてしまうかもしれません。

まとめ

スクールに通うか、未経験でも就職してしまうのが良いのか、それぞれのメリット・デメリットを紹介しました。わざわざスクールに高いお金を払わなくても、研修しながらお金をもらえて学べる方が肌に合っている人もいます。

現場に入れば、嫌でも技術を覚えなければいけなくなります。最初は不安だらけでも、その環境のおかげで技術習得もしっかりできるので未経験でも不安に思うことはありません。

それでも不安だと感じる人は、スクールで学んでから就職する方がいいでしょう。この記事が少しでも参考になればうれしいです。

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